「レバレッジ~詐欺師たちの流儀~(Leverage)シーズン1」感想
放送国
アメリカ
制作局
放送
2008年~2009年
あらすじ
保険調査員ネイサン・フォードは、自身の務めていた保険会社から治療費の支払いを拒否され、一人息子のサムを亡くす。その後、ある依頼をきっかけに、自分と同じ様に悪徳権力者から被害を受けている人々を救うため、犯罪のエキスパート達と共に報復を始める。
登場人物
ネイサン・フォード(リーダー)・・・ティモシー・ハットン
ソフィー・デヴェロー(ペテン師)・・・ジーナ・ベルマン
エリオット・スペンサー(戦闘員)・・・クリスチャン・ケイン
アレック・ハーディソン(ハッカー)・・・オルディス・ホッジ
パーカー(泥棒)・・・ベス・リースグラフ
ジェームス・スターリング(保険調査員)・・・マーク・A・シェパード
マギー・コリンズ(ネイサンの元妻)・・・カリ・マチェット
エピソード
1.欺かれた詐欺師たち(The Nigerian Job)
2.黒いコネクション(The Homecoming Job)
3.消えたサラブレッド(The Two-Horse Job)
4.奇跡の涙(The Miracle Job)
5.悲しき銀行強盗(The Bank Shot Job)
6.救いたい子供たち(The Stork Job)
7.ウエディング・プラン(The Wedding Job)
8.5000キロの彼方(The Mile High Job)
9.マイ・スイートホーム(The Snow Job)
10.セカンドチャンス(The 12 Step Job)
11.陪審員6番(The Juror #6 Job)
12.2つのダビデ像 前編(The First David Job)
13.2つのダビデ像 後編(The Second David Job)
感想
悪徳企業や詐欺師に騙され被害を受けた依頼人を、犯罪者チームが加害者を詐欺にかけることで助けるという基本1話完結の物語です。
"ペテン師"のソフィー、"ハッカー"のアレック、"戦闘員"のエリオット、"泥棒"のパーカー、それぞれがそれぞれの分野のプロフェッショナルですが長所もあれば短所も持ち合わせており、それを"リーダー"ネイサンがまとめそれぞれの長所を活かすことのできる計画を立てます(もちろんネイサンにも短所はある)。
ユニークな発想から毒をもって毒を制す詐欺の手口は見ていて爽快であり痛快。個性的なメンバーを軸にしたギャグも多いため、見ていて退屈することもなかったです。
メモ
『ダビデ像』
ダビデ像:ミケランジェロが1501年から制作を開始し、1504年9月8日に公開した彫刻作品である。フィレンツェのアカデミア美術館に収蔵されている。
ピエタと並ぶミケランジェロの代表作であるばかりでなく、ルネサンス期を通じて最も卓越した作品の一つである。人間の力強さや美しさの象徴ともみなされる作品であり、芸術の歴史における最も有名な作品のひとつと言える。ダビデとは旧約聖書においてイスラエル王国の二代目の統治者。大理石で身の丈5.17メートルにかたどられたこの像は、ダビデが巨人ゴリアテとの戦いに臨み、岩石を投げつけようと狙いを定めている場面を表現している。そして、ルネサンスならではの表現として、瞳が割礼器具のようにハート型に象られていることや、イスラエルの民の証とされる割礼の痕がないことが挙げられる。
元来はフィレンツェ市庁舎の置かれたヴェッキオ宮殿の前に飾られていた(1873年に現在の場所に移設)ことなどもあり、のちに都市国家フィレンツェ共和国が周囲を取り囲む強大な対抗勢力に脅かされるようになった時には、巨人に立ち向かうこの像こそフィレンツェを象徴するものだという解釈がなされるようになった。