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「シャーロック(SHERLOCK)シーズン1」感想

 

SHERLOCK / シャーロック [Blu-ray]

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放送国

イギリス

 

制作局

BBC英国放送協会

 

放送

2010年

 

あらすじ

21世紀のイギリスを舞台に、コンサルタント探偵"シャーロック・ホームズ"が軍医としてアフガン戦争に従軍していた"ジョン・ワトソン"と共に、その圧倒的な推理力で数々の難事件を解決していく。

 

登場人物

シャーロック・ホームズ・・・ベネディクト・カンバーバッチ

ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン・・・マーティン・フリーマン

グレッグ・レストレード警部・・・ルパート・グレイヴス

マイクロフト・ホームズ・・・マーク・ゲイティス

ジム・モリアーティ・・・アンドリュー・スコット

 

エピソード

下記はそれぞれのエピソードの元となっているコナン・ドイルの作品(参考:SHERLOCK(シャーロック) - Wikipedia

1.ピンク色の研究(A Study in Pink

・緋色の研究 "A Study in Scarlet"

2.死を呼ぶ暗号(The Blind Banker

・恐怖の谷 "The Valley of Fear"
・踊る人形 "The Adventure of the Dancing Men"

3.大いなるゲーム(The Great Game

・ブルースパーティントン設計書 "The Adventure of the Bruce-Partington Plans"

 

感想

最初に、自分のシャーロック・ホームズについての知識は小学2年生の頃読んだ「緋色の研究」のみです(しかも読んだのは第1部だけで、第2部からいきなり話が難しくなって読むのをやめてしまったのを覚えています)。要するに知識はほぼ0ということですね。

 

ホームズがネットやスマートフォンを駆使し現代のロンドンを舞台に活躍するという設定がこの作品最大の特徴ですが、その設定の上にただあぐらをかいている様な作品ではないです。脚本はしっかりと練られており、カメラワークなどの演出にも引き込まれました。特に推理シーンなどで映像中にテロップを出すという手法は、ホームズの思考や行動が直感的に理解でき、無言だったりセリフで説明されるよりもホームズの頭の回転の早さを上手く表現しています。

 

原作が全世界に多くのファンを持つモンスター級の作品なだけに、こういう作品は原作ファンからの批判の的になりがちですが、これだけ評判がいいのはそういった原作ファンも認めるほど素晴らしい出来だからこそなのでしょう。

 

メモ

破傷風

破傷風破傷風菌を病原体とする人獣共通感染症の一つ。
日本では感染症法施行規則で5類感染症全数把握疾患に定められており、診断した医師は7日以内に最寄りの保健所に届け出る。年間100件を超える届出がある。
世界的には、先進諸国での発症症例数の報告は少ない。これは、三種混合ワクチン等の普及による所が大きい。発展途上国では正確な統計ではないが、数十万〜100万程度の死亡数が推定されており、その大多数が乳幼児である。特に、新生児の臍の緒の不衛生な切断による新生児破傷風が大多数を占める。

破傷風 - Wikipedia

ボツリヌストキシン

ボツリヌストキシンボツリヌス菌食中毒の原因となり、極めて毒性が強い(致死量:ヒトに対しA型毒素を経口投与した場合、体重1kgあたりの致死量が1μgと推定されている。マウスに対する最小致死量 (MLD) は 0.0003 μg/kg。)。毒素としては、破傷風菌が産生するテタノスパスミンをも上回る毒性を持つと言われている。しかし、加熱するかアルカリで処理すると失活して毒性がなくなるため、十分加熱すれば安全である(ただし、ボツリヌス菌の芽胞は耐熱性を持つ)。ボツリヌストキシンは毒素の抗原性の違いによりA~G型に分類されるが、サルへの経口投与によるデータではB型毒素への感受性が最も高い。
ボツリヌストキシンは神経筋接合部などでアセチルコリンの放出を妨げる働きをするが、作用は末梢性に限られ、筋弛緩・鎮痛作用などが確認されている。中毒症状としては、消化器症状(下痢・悪心・嘔吐など、ただし毒素の作用ではない)に続き、めまい・頭痛や視力低下・複視などを起こし、その後自律神経障害、四肢麻痺に至る。

ボツリヌストキシン - Wikipedia

『ゴーレム』

ゴーレム:ユダヤ教の伝承に登場する自分で動く泥人形。「ゴーレム」とはヘブライ語で「胎児」の意味。
作った主人の命令だけを忠実に実行する召し使いかロボットのような存在。運用上の厳格な制約が数多くあり、それを守らないと狂暴化する。
ラビ(律法学者)が断食や祈祷などの神聖な儀式を行った後、土をこねて人形を作る。呪文を唱え、「אמת」(emeth、真理)という文字を書いた羊皮紙を人形の額に貼り付けることで完成する。ゴーレムを壊す時には、「אמת」(emeth)の「א」( e )の一文字を消し、「מת」(meth、死んだ)にすれば良いとされる。
また、ゴーレムの体にはシェム・ハ・メフォラシュ(Shem-ha-mephorash)が刻まれる。シェム・ハ・メフォラシュとは、『旧約聖書』「出エジプト記」14章の第19節を縦書きで下から上に書き、その左に第20節を上から下に、その左に第21節を下から上に綴り、それを横に読んだ3文字の単語の総称であるとされる(ヘブライ文字で書くと、19、20、21節とも各々72文字になるため、3文字の単語が72語できる)。
プロイセン地方の伝承ではエリヤ・ヘルムとヤッフェという二人のラビがゴーレムを正式な礼拝の人数合わせに使おうと議論をした結果、彼らのゴーレムが見るものすべてに火を付け始め、簡単な命令すら理解できていなかった。
製造すると自然に巨大化するとされており、ある伝承では男がゴーレムを作ったが大きくなりすぎた為、額に手が届かなくなり止められなくなった。そこで男はゴーレムに自分の靴を脱がせるように命じ、ゴーレムがしゃがんだ時に額の文字を消した。その途端ゴーレムは大量の粘土となって男の上に崩れ落ち、男は圧死した。

ゴーレム - Wikipedia

 

SHERLOCK / シャーロック [Blu-ray]

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