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「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 5話『動機ある者たち INDUCTANCE』」感想

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Blu-ray Disc BOX:SPECIAL EDITION

 

『我は動機ある者、個別の11人』

 

首相の招慰難民"出島キャンプ"視察

花束から首相暗殺の脅迫カード

 

これまでは単独犯ばかりだと思われていたものが

1つのマークで繋がりだす

同時多発テロ

思い出される"笑い男事件"

 

「STAND ALONE COMPLEX」

 

仇∞士:個別の11人

『国家と革命への省察 初期革命評論集』パトリック・シルベストル

第三身分の台頭・支配からの脱却・王朝の終焉・社会主義への希求・狂喜前夜・神との別離・カストロゲバラ・虚無の12年・原理への回帰・五月革命

そして、幻の11編目が"個別の11人"

個別主義者、インディビジュアリスト達の聖典

 

『個別の11人』:五・一五事件を日本の能と照らし合わせその本質を論じた

幾多の芸能の本質が決定された物事を繰り返しうるという虚像にすぎないのに対し、能楽だけが、その公演をただ一度きりのものと限定し、そこに込める精神は現実の行動に限りなく近しいとされている

一度きりの人生を革命の指導者として終えるなら、その人生は至高のものとして昇華する

英雄の最後は死によって締めくくられる。死によって永遠を得る。

 

35万の嘆願書そして"11本の指"

11人の"テロリスト"か

それとも11人の"英雄"か

 

タチコマ達が"座禅"について論議してるの面白いw

面白いが、どことなく怖い

ロボットとかの"科学技術"が"禅"とは決して交わらないもの、正反対の場所にあるものだと思っているからかも

 

犯人に殺す意思が無かったとすると…

 

メモ

五・一五事件:1932年(昭和7年)5月15日に日本で起きた反乱事件。武装した大日本帝国海軍の青年将校たちが総理大臣官邸に乱入し、内閣総理大臣犬養毅を殺害した。

 

 

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